ベイズの定理(Bayes' Theorem)
ベイズの定理(Bayes’ Theorem)は、ある事象が起こったあとにその原因や確率を見直す(更新する)ための統計的な考え方・公式です。
ベイズの定理の式は以下の通りです。
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P(A∣B):Bが起こったときにAが起こっている確率(事後確率)
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P(B∣A):Aが起こったときにBが起こる確率(尤度:ゆうど)
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P(A):Aが起こるもともとの確率(事前確率)
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P(B):Bが起こる全体の確率(正規化定数)
この定理は、新しい情報(B)が得られたときに、もともとの予測(Aの確率)をどう変えるかを教えてくれます。
医療、機械学習、自然言語処理、スパムフィルタ、意思決定など、さまざまな分野で使われています。
ベイズの定理(Bayes' Theorem)関連用語
ベイズの定理(Bayes' Theorem)に関連する単語は以下の通りです。
- 事前確率(Prior Probability)
- 事後確率(Posterior Probability)
- 尤度(Likelihood)
ベイズの定理(Bayes' Theorem)やさしい解説
ベイズの定理は、「何か新しいことがわかったときに、それをもとに予想を見直すための考え方」です。
例えば、こんな場面を考えてみてください。
- もともと、あなたが かぜをひいている可能性は 30%、花粉症の可能性は 70% でした。
- でもある日、「くしゃみ」が出ました。
- 実は、「かぜの人がくしゃみをする確率」は50%、「花粉症の人がくしゃみをする確率」は90%です。
→ この新しい情報(くしゃみ)を手がかりに、「やっぱり花粉症の可能性が高いな」と予想を見直すのがベイズの定理の考え方です。
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