AI関連の用語集

AI発明者(特許法)とは?-AI関連の用語集【クラベルAI】-

AI発明者(特許法)とは?AI関連の用語集【クラベルAI】

AI発明者(特許法上の発明者とAI)

特許特日本の法律
アイちゃんのイラスト特許の発明者になれるのは人だけ
  1. AIを発明者として扱えるかという論点です。
  2. 特許庁は自然人に限られると扱います。
  3. AIを道具に使った人の発明は別です。

AI発明者とは、AIを特許の発明者として扱えるかという論点のことです。特許庁は、願書の発明者は自然人に限られるとして、AIの記載を認めていません。いわゆるダバス事件で、知的財産高等裁判所は2025年1月30日に控訴を棄却しました。特許庁の委託調査報告書によれば、最高裁は2026年3月4日に上告を受理しない決定をし、判決は確定しています。AIを道具として使った人の発明は、別に考えます。

AI発明者(特許法上の発明者とAI)関連用語

AI発明者(特許法上の発明者とAI)に関連する単語は以下の通りです。

AI発明者(特許法上の発明者とAI)で知っておくと得する有益情報

AIの発明の話は、研究開発をしている会社に関わります。出願の担当者が押さえたい点を3つにまとめました。

  • 願書には人の氏名発明者の欄にAIなど自然人でない記載があると、特許庁は補正を命じます。
  • 道具としてのAIは別AIを支援に使った発明は、特徴的部分の完成に創作的に寄与した人を発明者と考えます。
  • 将来の扱いは検討中AIが自律的に発明を完成させる場合の扱いは、特許庁が調査研究を続けています。

AIを使う発明で記録したい人の関わり(例)

関わり記録の例
モデルや学習データの選択選んだ理由、比較した候補
プロンプトの入力指示の内容と変更の経緯
出力の評価と修正実験の結果、改良した点
発明の特徴的部分完成に創作的に寄与した人と根拠

AIを使った発明を出願する前のチェック

研究開発や知的財産の担当者向けの確認点です。できている項目にチェックを入れてみてください。

確認できた数 0 / 5
アイちゃんのイラスト

まず、誰がどの部分に関わったかを書き出してみましょう。

AIを使っても、人がどこに創作的に関わったのかを記録しておきましょう。

この記事の根拠(公式情報)

2026年11月時点の公開情報をもとにした一般的な解説で、法的な助言ではありません。実際の判断は、最新の公式情報の確認や専門家への相談をおすすめします。

AI発明者(特許法上の発明者とAI)やさしい解説

いたずらなくまのイラスト
AIがすごい発明をしたら、特許はAIのものになるの?
アイちゃんのイラスト
AIはとても賢い道具ですが、日本の特許では、発明者の欄に書けるのは人だけとされています。
アイちゃんのイラスト
顕微鏡で新しい発見をしても、発見者は顕微鏡になりませんよね。AIを使った場合も、関わった人の働きを見ます。

仕事に置き換えると、AIで材料の候補や設計案を出して特許を考えるとき、誰がどの部分に創作的に関わったかを記録しておきます。願書の発明者の欄に書けるのは人の氏名です。AIの出力をそのまま出願するだけでは、発明者を示しにくくなるおそれもあるので、早めに弁理士に相談しましょう。

AI発明者(特許法上の発明者とAI)についてのみんなの疑問

質問する、いたずらなくまのイラスト

AIを発明者として特許を出せますか?

答えるアイちゃんのイラスト

2026年11月時点の日本では、認められていません。特許庁は発明者を自然人に限ると解し、AIの記載があれば補正を命じます。ダバス事件でも知財高裁は控訴を棄却し、特許庁の委託調査報告書によれば判決は確定しました。

質問する、いたずらなくまのイラスト

AIを使って生まれた発明は、特許にならないんですか?

答えるアイちゃんのイラスト

人が創作的に寄与していれば、その人を発明者として検討できます。政府の検討会の中間とりまとめは、特徴的部分の完成に創作的に寄与した人を発明者とする考え方を示しました。新規性や進歩性などの要件は、通常どおり必要です。

質問する、いたずらなくまのイラスト

最高裁はAI発明を認めないと判断したんですか?

答えるアイちゃんのイラスト

上告を受理しない決定で、中身を判断した判決ではありません。特許庁の委託調査報告書は、知財高裁判決でもAIを利用して創作した発明が「発明」に含まれるかは判断されていないと記しています。今後の扱いは、最新の情報を確かめましょう。

AI関連の用語集【まとめ】

AI関連の用語集が気になる方のために、用語集一覧を作成しました。AIに関する学びを深めたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

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