2024年5月17日㈮の最新AIニュース、OpenAIが出した新機能の紹介についてです。今回の最新AIニュース、ポイントは以下の通りです。
この記事のポイントは?
- Google DriveやMicrosoft OneDriveからのファイル直接アップロードが可能に。
- 新しい拡張ビュー(展開可能なビュー)でテーブルやチャートを直感的に操作できる。
- プレゼン用にカスタマイズ可能なチャートを作成・ダウンロードできる。
- GPT-4oモデルでデータ分析機能が強化され、ChatGPT Plus、Team、Enterpriseユーザーに提供される。
- プライバシーとセキュリティを重視し、データは訓練に使用されない。個人ユーザー向けのChatGPT Plusはオプトアウトが必要。
2024年5月16日㈭、OpenAIはChatGPTのデータ分析機能に関する大幅な改善を発表しました。これにより、データ分析がさらに直感的かつ効果的になり、ユーザー体験が向上することが期待されます。
今回の改善では、Google DriveやMicrosoft OneDriveから直接ファイルをアップロードできる機能が追加されました。これにより、ユーザーは手間なくデータを取り込むことができます。現状、無料ユーザーへの展開予定については明記されておらず、ChatGPT Plus、Team、Enterpriseユーザー向けのGPT-4oで今後数週間のうちに実装されていく予定となっています。
また、新しい拡張ビュー(展開可能なビュー)が導入され、テーブルやチャートをより直感的に操作できるようになりました。これにより、データを視覚的に認識しやすくなり、分析効率が向上します。さらに、プレゼンテーション用にカスタマイズ可能なチャートを作成し、ダウンロードする機能も追加されましたビジネスシーンでの活用がさらに広がることも期待されます。
この改善は、GPT-4oモデルによるデータ分析機能の強化によるもので、ChatGPT Plus、Team、Enterpriseユーザーに提供されます。なお、無料プランのユーザーにはこれらの新機能は提供されません。
OpenAIは、セキュリティとプライバシーも考慮しており、アップロードされたデータは訓練には使用されないと明言しています。具体的には、ChatGPTチームとエンタープライズの顧客からのデータはトレーニングに使用されません。ChatGPT Plusユーザーはデータコントロールを通じてトレーニングのオプトアウト(利用を希望しない場合にデータがトレーニングに使用されないようにすること)を自身で行う必要があるため注意が必要です。
出典:『Improvements to data analysis in ChatGPT』(https://openai.com/index/improvements-to-data-analysis-in-chatgpt/)
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