AI関連の用語集

ResNet(残差ネットワーク)とは?-AI関連の用語集【クラベルAI】-

ResNet(残差ネットワーク)とは?AI関連の用語集【クラベルAI】

ResNet(Residual Network)

近道AIモデル
アイちゃんのイラスト層を飛び越える近道をつける
  1. 層がとても深く重なっています。
  2. 入力をそのまま運ぶ近道をつけます。
  3. 最後に足すので、信号が消えません。

ResNet(Residual Network)とは、層の入力を出力にそのまま足す「近道」をつけて、とても深い層でも学習できるようにしたニューラルネットワークのことです。2015年にHeらが発表し、画像認識の大会ILSVRC 2015で優勝しました。層が深いと学習が難しくなる問題に対し、入力との差(残差)だけを学ぶ設計が答えでした。この近道の考え方は、のちのTransformerにも受け継がれています。

ResNet(Residual Network)関連用語

ResNet(Residual Network)に関連する単語は以下の通りです。

ResNet(Residual Network)で知っておくと得する有益情報

ResNetは、深い層の学習を実現したモデルとして、いまも広く使われます。要点を3つにまとめました。

  • 残差を学ぶ出力そのものでなく、入力からの変化分だけを学ぶ設計で、学習が楽になります。
  • 近道で信号が届く誤差の信号が近道を通って前の層まで届き、勾配が消えにくくなります。
  • 転移学習の定番学習済みのResNetを土台に、自社の画像に合わせて調整する使い方が一般的です。

ResNetの主なバージョン

名前層の数
ResNet-1818層
ResNet-3434層
ResNet-5050層
ResNet-101101層
ResNet-152152層

ResNetの工夫を確かめるクイズ

ResNetの工夫として正しいものはどれでしょう。

画像の分類や検査では、学習済みのResNetを土台に使うのが手堅い選択です。

ResNet(Residual Network)やさしい解説

いたずらなくまのイラスト
近道があると、なんで深くしても大丈夫なの?
アイちゃんのイラスト
伝言ゲームにたとえます。何人も経由すると、内容がだんだん崩れていきますよね。
アイちゃんのイラスト
ResNetは、最初の人から最後の人に、メモを直接渡す近道を足すイメージです。途中が長くても、元の情報が届きます。

製造ラインの外観検査や、商品写真の自動仕分けなど、画像を扱う業務で土台によく採用されます。ゼロから学習するのではなく、学習済みのResNetを自社の写真に合わせて調整すれば、少ないデータでも着手できます。

ResNet(Residual Network)についてのみんなの疑問

質問する、いたずらなくまのイラスト

ResNetは画像専用ですか?

答えるアイちゃんのイラスト

画像認識で生まれましたが、近道の考え方は広く応用されました。Transformerなど、文章を扱うモデルの内部にも、同じ近道の考え方が入っています。

質問する、いたずらなくまのイラスト

ResNetは今も使われていますか?

答えるアイちゃんのイラスト

2026年11月時点でも、画像分類の土台として使われています。より新しいモデルも登場していますが、軽くて扱いやすく、学習済みの重みも豊富なため、実務でよく選ばれます。

質問する、いたずらなくまのイラスト

何層のResNetを選べばよいですか?

答えるアイちゃんのイラスト

まず浅めの18〜50層を試すのが、一般的です。層が深いほど精度は上がりやすいものの、計算量も増えます。データ量と性能の要件で選びます。

AI関連の用語集【まとめ】

AI関連の用語集が気になる方のために、用語集一覧を作成しました。AIに関する学びを深めたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

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参考にした公式情報:Deep Residual Learning for Image Recognition(arXiv)

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